理事長就任のご挨拶

image_President Takemoto  この度の理事会において本センターの理事長をお引き受けすることになりました。田畑前理事長のこれまでのご尽力に感謝申し上げるとともに、この大切な時期にバトンタッチすることの重要性を感じ、身の引き締まる思いであります。

 本センター(OECC)は1990年に設立されて以来、国内外の環境問題解決への協力や調査研究を通じ地球環境の保全に貢献すべく活動を展開してまいりました。設立当初は、酸性雨ネット(EANET) 事業の立ち上げや日中環境協力における政策対話の支援などを通じ、主として環境管理分野での国際協力を活動の中心としてきましたが、その後気候変動に関する政府機関や関係国際機関の職員が参加する「地球温暖化アジア太平洋地域セミナー」(APセミナー)の開催などを契機に、徐々に気候変動対策に関する活動に重点を移し、コベネフィット・アプローチの推進、途上国における適切な緩和行動(NAMA)・約束草案(INDC)策定支援や気候変動プログラム・ローン実施への協力など活動の幅を大きく広げてまいりました。とりわけ近年、二国間クレジット制度(JCM)案件の発掘・実施に力点を置くほか「水俣水銀条約」の発効・実施に向け、民間企業との協力を基にした優れた環境技術の国際的展開の実現可能性調査に参画するなど活動領域も多岐に亘り発展してきています。

 OECCは、環境国際協力における経験を有する多くの民間企業や地方自治体の関係団体の皆様に会員として参加頂いており、センターの運営や各種プロジェクトの実施にあたり主導的な役割を担って頂いています。日本の環境保全対策分野における豊かな技術と経験は、海外環境協力の現場において大いに活用されてきており、今後ともこうした強みを活かしていきたいと考えているところです。またOECCの専門スタッフをJICA専門家としてアジア各国の現地に派遣するなど、より深みを増した協力も徐々に実施できるようになってきています。こうした活動はOECC職員の能力向上にも大いに資することから、今後とも可能な限り継続できるように努めていきたいと考えています。

 さらにOECCは、温暖化APセミナーなど様々な国際会議の開催に主体的に関与してきていますが、このような場で展開される政策対話に継続的に参画することにより、各国政府の政策アドバイザーや多くのステークホルダーとの人脈を築き、人材・知的ネットワークを樹立してきています。こうした実績も反映され、国際協力機構(JICA)、国際協力銀行(JBIC)、アジア開発銀行(ADB)及び地球環境ファシリティー(GEF)など国際開発・支援機関との協力関係も醸成されてきています。このような幅広いネットワークはOECCの財産であり、これをフルに活用して将来の事業を展開していきたいと考えています。

 今後ともOECCにおいてこれまで蓄積してきた知見を踏まえ、世界の環境問題の解決及び持続可能な開発に向け少しでも貢献することができるよう、OECCの会員、職員一同志を一つにして励んでいきたいとの思いを新たにしているところであります。
 皆様方のご支援を得てOECCの使命を堅実に果たしていけるよう、はなはだ微力ではありますが、一生懸命努めて参りますので、どうぞよろしくご指導・ご鞭撻のほどお願い申し上げます。

2016年7月吉日

一般社団法人海外環境協力センター(OECC)
理事長 竹本和彦

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