バンコク調査ミッションでは、雨庭のような仕組みが洪水緩和やヒートアイランド対策に機能するグリーンインフラとして、都市に自然に根付いているように感じました。それが文化的背景によるものか、意図的な都市計画なのかは分かりませんが、その価値を改めて認識しました。さらに、UNEPやIGESでの意見交換を通じ、気候変動対策には国境を越えた協力が不可欠であり、その調整の難しさや現場の工夫も知ることができました。
こうした学びを今後の業務に活かし、日本の技術や経験が国際協力にどう貢献できるかを考えていきたいと思います。
