理事長メッセージMESSAGE

 OECCは2021年、「OECC中期展望」を策定し、海外環境開発協力を巡る内外の動向に即応し、今後5年間の活動方針を明らかにしてまいりました。この度、同中期展望の最終計画年度である2025年度までの活動実績をレビューした結果を踏まえ、OECCの使命と未来像を再確認するとともに、これまで蓄積してきた経験と専門性を最大限動員し、海外環境開発協力分野における各種活動の一層進展を目指し、今後の5ケ年計画として新たな「OECC中期計画」(2026-2030)(「新OECC中期計画」)をとりまとめました。

 また、本年6月末に開催した「第8回橋本道夫記念シンポジウム」では、「循環社会構築に向けた取組と将来展望」をテーマに、この分野における国内外の第一線で活躍中の政策立案者や専門家を交え、集中的な議論を行う場を設けました。近年国際社会は、資源の枯渇や環境負荷の増大という深刻な課題に直面しており、資源効率の向上と廃棄物の削減を通じた持続可能な社会の実現が喫緊の課題となっています。本シンポジウムでは、これら課題克服を目指し、先進的な取組事例を共有するとともに、将来の活動推進に向けた熱心な意見交換が展開されました。(本シンポジウムの結果概要は、2026年OECC LETTER特別号参照)

 さらにイクレイ日本は、昨年11月、横浜市をはじめとするアジアの主要都市との連携の下、「アジア循環型都市宣言」(ACCD)制度を立ち上げました。その後この宣言に署名した都市(創設都市)を中核として、本年9月に開催予定のAsia-Pacific Circular Cities (APCC) Forumにおいて、今後の活動方針を明示していくことにしています。こうした取組により、国際社会全体における循環経済推進の輪が一層拡大していくことが期待されています。

 現在世界がダイナミックに変革する中、OECCは、今後とも海外環境開発協力分野におけるフロントランナーとして国際社会に貢献できるよう一層努めてまいりますので、今後ともご協力・ご厚情を賜りますようよろしくお願い申し上げます。

2026年9月 一般社団法人 海外環境協力センター 理事長 竹本 和彦

メールマガジン「OECC LETTER」内の理事長メッセージは、以下からご覧いただけます。
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