2026.10.13

アジア太平洋循環型都市フォーラム2026への参画

9月2日から4日にかけて、アジア太平洋循環型都市フォーラム(APCCフォーラム)2026が、横浜市および一般社団法人イクレイ日本(以下、「イクレイ日本」)の主催により初めて開催されました。
OECCは本フォーラムに協賛するとともに、9月4日に開催された都市間連携セッションにおいて、OECC理事の加藤がファシリテーターとして登壇しました。

経験豊富な国際会議・研修の企画運営と情報発信

APCCフォーラムの概要

APCCフォーラムは、横浜市がこれまで14回にわたり開催してきたアジア・スマートシティ会議の実績を基盤として開催されました。アジア循環型都市宣言制度(ACCD)の宣言都市をはじめ、政府機関、国際機関、研究機関、民間企業のリーダーや専門家など、多様なステークホルダーが集う知見共有のプラットフォームとして発展させることを目指しています。こうした連携を通じて、アジアにおける循環型都市づくりの推進と、その取組のさらなる拡大を図ることを目的としています。

APCCフォーラム2026の成果

9月3日及び4日には、パシフィコ横浜ノースにおいて、プレナリーセッションに加え、自治体、ビジネス、ファイナンス、都市間連携、官民対話などをテーマとするセッションやACCD関連セッションが開催され、計16のセッションが実施されました。会議には、前項で述べた自治体・機関の代表者に加え、企業関係者、学生、市内高校生など幅広い参加者が集まり、アジアにおける循環型都市への移行に向けた方策について活発な議論が交わされました。
また、9月4日のクロージングセッションでは、会議を通じて得られた主な成果や今後の方向性が発表されました。

  1. 循環型都市をアジアで推進するための国際枠組み「アジア循環型都市宣言制度(ACCD)」への賛同が広がり、署名をした宣言都市が、7か国26都市から11か国43都市に拡大
  2. イクレイ日本が、ACCD 宣言都市を対象に実施した取組調査の結果を基に、アジア都市による優良事例を選定するプロジェクトを立ち上げるなど、ACCDとして初となる行動計画を公表
  3. 2027 年に APCCフォーラムと同時開催する第9回アジア太平洋都市フォーラム(APUF-9)に向けて、次世代の声を世界へ届けるための「横浜からアジア太平洋に広がる学生プロジェクト」を発足
司会を務めるトーマス

受付支援をする小林

展示会場

都市間連携セッション

OECC理事の加藤がファシリテーターを務め、パネルディスカッションを進行しました。セッションには、横浜市と都市間連携事業を実施しているバンコク都・環境局廃棄物管理戦略室廃棄物管理サービス課長(タイ)、セブ市・市長(フィリピン)、マカッサル市・協力室長(インドネシア)が参加し、各都市における循環経済の具体的な取組や成果が紹介されました。
また、アジア開発銀行研究所(ADBI)および独立行政法人国際協力機構(JICA)の代表者も登壇し、これまで各都市で蓄積されてきた循環経済の実践経験をアジア太平洋地域全体へどのように展開・普及していくべきかについて議論が行われました。各都市からは、都市間連携を通じて得られた知見や今後の課題について意見が共有され、その後、ADBIおよびJICAから、資金支援や能力向上支援などの支援メカニズムが都市間連携のさらなる発展をどのように後押しできるかについて説明がありました。

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