活動について

活動について

OECCの活動領域

OECCは、「気候変動」、「環境管理・循環経済」、「生物多様性」を活動領域の3本柱として位置付け、それらの領域における10の主要課題を重点的なOECC事業活動としています。

事業活動では、主に以下のような取組を多角的に実施しています。

 
 

統合的アプローチ:持続可能な社会構築に向けた貢献

開発途上国では廃棄物管理や水質汚濁・大気汚染防止等の地域環境課題と気候変動をはじめとする地球環境課題の統合的解決が求められています。民間資金の導入や日本の公害対策の経験・ノウハウの共有、脱炭素・気候変動に強靭な社会形成、循環経済の構築に必要な環境技術・インフラの展開を効果的に推進する為には、内外の幅広い関係者(中央・地方行政、アカデミア、民間ほか)の連携や、様々な事業を組み合わせた総合的なアプローチが必要です。OECCでは、世界の脱炭素・持続可能な社会の実現のため、事業活動を活動領域にとらわれない形で戦略的・横断的に展開しています。

 

環境インフラ海外展開プラットフォーム(JPRSI)
環境インフラ関連技術・知見を有し、海外展開に取り組む民間企業、地方公共団体、金融機関等の活動を後押しするために設立された「環境インフラ海外展開プラットフォーム」(JPRSI)の事務局として、相手国ニーズ等の現地情報への円滑なアクセスを可能にするとともに、関係者間のコーディネーション及びビジネス機会の創出を支援しています。

JPRSIウェブサイト

 

JICA環境管理・気候変動対策分野課題支援
JICAの環境管理・気候変動対策部門に対する支援業務(情報の収集・整理、対外的な情報発信の支援、各種会議の運営支援等)を通じて、我が国のODA分野での国際協力に貢献しています。OECCはその幅広いネットワークと専門知見、連携構築のノウハウを駆使してJICAの活動を支援しています。

環境ウィークの開催
環境省が環境インフラ海外展開戦略の一環として開催する「環境ウィーク」の事務局を担っています。政府間環境協力に関する政策対話から、現地の環境・開発課題、社会課題等をふまえた技術協力等に関するセミナーの開催、ビジネスマッチング等を行い、現地ニーズに沿った日本の環境技術の国際展開について、総合的に支援しています。

日中韓三カ国環境大臣会合(TEMM)支援
北東アジア地域及び地球規模の環境問題についての意見交換、日中韓の協力関係の強化を目的とした日中韓三カ国環境大臣会合(TEMM)の開催を支援しています。

TEMM日本公式ウェブサイト(環境省ウェブサイト)

 

UNFCCC COP特集