2025.06.13

自然とつながる一日 2025年度OECCリトリート

 5月16日、OECCは東京都八王子市にある自然豊かな高尾山でリトリートを実施しました。リトリートというのは、「忙しく過ごす日常生活から一時的に離れ、心身をリフレッシュして自分と向き合う時間を過ごす」と表現される活動です。弊センターでは、これを自然アクティビティとワークショップを含んだ社内研修の一環として取り入れています。

 OECCとしてのより良い仕事の創出と実施や、職場環境の改善と風通しの良い関係づくり、職員同士の部署・職位を超えた対話・交流、リフレッシュを目的とした充実した一日となりました。

高尾山の豊かな自然に触れるアクティビティ

 午前中の自然アクティビティでは、高尾山の自然に精通した講師をお迎えし、高尾山の生物多様性について解説を受けながら散策を行いました。

高尾山は、標高599メートルながらも多様な動植物が生息しており、7㎢の広さに1600種の植物(イギリス全土で1500種、屋久島で1700種)、約100種の野鳥、5000種以上の昆虫が生息し、動植物がぎゅっと凝縮された生物多様性の宝庫と言われています。国定公園・都立公園・自然環境保全地域に指定されている自然豊かな環境で、東京都心からわずか1時間ほどでアクセスできるとは思えないほどの自然が広がっていました。

 講師の案内のもと、私たちは高尾山に生息する植物や昆虫などについて学びました。特に、薬草や毒草としての効果のある植物の種類が想像以上に多く、今回のアクティビティで初めて知る機会になりました。

アクティビティの最後には、山中に湧き出る湧き水を汲んで飲む体験も行い、自然の恵みを五感で感じることができました。

 この体験を通じて、自然への関心が一層高まり、日々の生活や仕事の中でも環境や生物多様性への配慮を意識するきっかけとなりました。

ワークショップとBBQで深まる交流

 午後はOECCの業務に関する意見交換を行うワークショップや、今後の自分自身を見つめ直す時間を設けました。

日頃の業務ではなかなか話す機会の少ないメンバー同士が和やかな雰囲気の中で意見を交わし、互いの考えや価値観を知る貴重な時間となりました。

 ワークショップの後は、職員とそのご家族も参加してのBBQ!天候にも恵まれ、野外で囲む食事は格別で、笑顔と会話の溢れる楽しいひとときとなりました。普段の職場では見られない一面を知ることで、職員同士の距離もぐっと縮まったように思います。

リトリートを通じて

 今回のリトリートを通じて、自然と触れ合うことの大切さや、職員同士の相互理解の重要性を改めて実感しました。

今後の業務においても、今回の経験を活かし、より良いチームワークと環境意識を持って取り組んでまいります。

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