OECCでは2024年度から毎年、リトリート研修を実施しています。今回、企画・運営に関わった立場から、今年度に実施したリトリート研修(職員の相互理解およびチームビルディングが目的の研修)の様子をお伝えします。

なぜチームビルディング研修を企画したのか
当センターでは毎年度、前年度業務の成果や課題の振り返りをし、今後の取組に向けた議論を行っています。今年度は、経営層、総務、経理、情シス、広報等の管理部門、業務チームが一体となった全社的なレビューを実施し、『一人一人が組織運営・経営に貢献する』という視点のもと、互いの活動を振り返ることができました。
このような業務の振り返りに加え、管理職からは、チームワークをより一層高め、各メンバーの能力を最大限引き出すためにはどうしたらよいかという声がありました。それを受け、今回のリトリート研修は、職員同士の理解をさらに深め、チームとしてのパフォーマンス向上につなげることを目的に企画しました。
研修で得たこと
リトリート研修では、アジア地域における「働きがいのある会社」受賞等、社内チーム作りで高評のあるサイボウズ社のサイボウズチームワーク総研に依頼し、『成果を出すチームづくり』をテーマに講演・研修をしていただきました。
講演では、チームワークとは単なる集団ではなく『理想(目標)を達成するために協働する集団』(単なる仲良しクラブではない集団)であること、そのために必要な要素として、①理想の共有、②役割分担、③コミュニケーション、④情報共有、⑤モチベーションの重要性が示されました。
講師の方が「同じ目標達成をかかげていない集団はただのグループでしかないのです」とおっしゃり、私にとっては、それが何よりも大きな学びになりました。この「チーム」の理想(目標)を達成するために、「それぞれの強み弱みを共有でき、役割分担ができているチームが最強のチームである」という、急成長を果たしたサイボウズの経験に基づく言葉もとても印象的でした。ちょうど今世界で戦っているワールドカップ日本代表チームの姿を思い浮かべると、確かに目標を一つにチームのためにプレーしているからこそ、あそこまで上り詰めたのだと思います。
当センターのように、組織や国の垣根を越えた横断的な橋渡しをするものにとっては、この「チーム作り」は意識しなければならないものであり、どの場面においても重要なもの1つでもあると感じます。

後半は、相互の理解を深めるための演習として、自身の価値観を言語化するカードワークや、メンバー同士で強み・弱みを共有するワークを行ったほか、『聴く』ことを重視したコミュニケーション演習を行い、相手の話に向き合い、相手に応じた反応をすることにより、話し手の心理的安全性が高まる対話が可能であることも体感できました。


参加者の声
参加した職員にアンケートをとったところ、
- 初めてリトリートに参加し、普段の業務だけでは知る機会のない、一人ひとりの仕事への向き合い方や、長所の活かし方、短所との向き合い方について深く話すことができた。その中で、これまで知らなかった同僚の新たな一面を知ることができ、大変有意義な時間となった。
- 昨年度までのリトリートは自然に触れるものが多かったが、今年度は業務に直結することが分かりやすくて有意義だった。
- 業務から離れた話をできた。人となりがわかるようなワークだったので、他の方の価値観や大切に思っていることなどを知ることができ、理解が深まったように感じた。
といった声が寄せられ、それぞれに新たな学びを得られたと実感しています。
最後に
今回の研修を通じて得られた新たな視点や学びは、単なる知識にとどまらず、日々の業務にしっかり活かしていきたいと思います。
