2025年8月20日(水)~22日(金)に、横浜にて第9回アフリカ開発会議(TICAD9)が行われ、TICAD9のテーマ別イベントとして、「気候に対して強靭で脱炭素なアフリカに向けた日・アフリカパートナーシップ」が8月20日(水)、「アフリカ・クリーンエア・プログラム アジアからアフリカへ」が8月21日(木)に開催されました。
OECCはセミナー全体運営を行い、オンライン参加を含め80名以上が参加した本セミナーの円滑実施に貢献しました。
JPRSIセミナー:気候変動

2025年8月20日(水)、「気候に対して強靭で脱炭素なアフリカに向けた日本・アフリカパートナーシップ」セミナーが開催されました。本セミナーは、環境省とアフリカ開発銀行(AfDB)の連携、国連工業開発機関(UNIDO)によるJCMプロジェクト(福岡方式最終処分場)、小規模農家の気候変動強靱化を支援する適応プロジェクト、地方自治体や民間企業等の取組をテーマとして、日本とアフリカの気候変動分野における協力の進捗や可能性について発信されました。
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セミナー内にて、環境省とアフリカ開発銀行(AfDB)間の環境保全分野等における協力に関する協力覚書(SOI:Statement of Intent)の署名が行われました。この署名には環境保全や汚染防止、自然保護等の分野における両者の協力関係を構築していくことが含まれており、二国間クレジット制度(JCM)を含めた気候変動対策、適応・ロス&ダメージ、廃棄物管理による公衆衛生の改善について、今後連携を深めていく方針が確認されました。パネルディスカッションでは、アフリカにおける気候変動適応の推進について、各取組の紹介や日本からアフリカへの投資機会など、活発な議論が交わされました。
JPRSIセミナー:大気
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2025年8月21日(木)、「アフリカ・クリーンエア・プログラム アジアからアフリカへ」セミナーが開催されました。本セミナーは、アフリカにおける大気汚染対策と環境改善を主題として、短寿命気候汚染物質削減のための気候と大気浄化の国際パートナーシップ(CCAC)、国連環境計画(UNEP)および環境省の共催にて開催されました。
パネルディスカッションでは、アジア地域での成功事例を共有し持続可能な未来の実現に向け、政策・技術の両面から持続可能な未来に向けた取組について、国際機関および各国代表による活発な議論が行われました。各国代表には政府関係者のみならず、研究機関や民間企業も参加し、官民が一体となって持続可能な社会の構築に向けた実践的な連携のあり方について意見が交わされました。
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夕刻にはネットワーキング・レセプションが開催され、アフリカおよびアジアの12か国から代表が参加しました。日本の民間企業による革新的な環境技術とこれまでの実績が発信され、各国の研究者や政策担当者との連携強化のきっかけとなりました。
国際会議の企画運営
OECCは、豊富な経験を活かし、このような国際会議を数多く企画運営しています。議論の内容に係る専門的なコンサルティング、コンセプトノートの作成、関係者の連絡調整、登壇者管理、ステージ運営、司会進行、会議全体のロジスティクス手配等、国際会議の企画運営に係るすべての業務についてハイレベルな品質を担保したサービスを提供しています。

