OECCは、毎年の年次総会に併せて「橋本道夫記念シンポジウム」を開催しております。
2025年6月30日に開催した第7回橋本道夫記念シンポジウムでは、「気候変動と都市」に焦点を当て、国内外の有識者間による集中的議論を行いました。
第一部 特別講演
第一部の特別講演では、環境省の行木参事官より、気候変動をはじめとする地球環境問題を巡る内外の最新状況について幅広く共有頂き(別添資料1参照)、また基調講演では、イクレイ欧州地域事務所長のMatthew Bach氏より国際社会における都市の役割を中心にビデオによる発表を頂きました(別添資料2参照)。

第二部 パネルディスカッション
後半第二部のパネルディスカッションでは、茨城大学三村特命教授の冒頭発表(別添資料3参照)を踏まえ、我が国の都市において気候変動政策の立案・実施の第一線で携わる担当官に加え、我が国を代表する研究者や専門家の皆様に登壇いただき、日本の都市における先進的な取組が国際社会における気候変動問題の解決に向けどのように貢献できるかについて議論を深めていくことが出来ました(別添資料4参照)。

OECCは、気候変動と都市をはじめとする地球環境問題や地域環境汚染問題の解決に向け、パートナー諸国の政府機関やステークホルダーとの連携の下、海外環境開発協力の中核的役割を果たすことを目指して各種活動を展開しており、今回のシンポジウムの成果をも踏まえ、今後とも世界の脱炭素・持続可能な社会の構築に向け、一層貢献してまいります。
