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OECCセミナー「MDGsからSDGsへ(ポスト2015に向けた環境・開発・援助を巡る国際議論の動向)」

日時 2014/10/17(金)13:30-16:10
対象 一般
概要

2012年6月にブラジルで開催された国連持続可能な開発会議(リオ+20)において、SDGs(持続可能な開発目標)の設定が合意されました。これは、途上国の貧困の撲滅とミニマムな社会条件の確保を目指して2000年の国連サミットで合意されたMDGs(ミレニアム開発目標)が2015年に達成目標年を迎えることから、このMDGsに代えて、ポスト2015年の持続的な開発の達成に向けての国際社会の新たな共通目標に合意しようとするものです。
MDGsが開発途上国を対象とした枠組みであったことに対し、SDGsは、先進国・途上国すべての国を対象とする普遍的な目標を設定することを目指しており、その合意には数々の困難が予想されます。これまで、国連のオープンワーキンググループ(OWG)を舞台に、国連総会に提出される案文の策定をめぐって活発な議論が交わされてきましたが、この9月からはこの原案をもとに来年末の合意を目指していよいよ国連総会の場において議論が開始されます。
この度、様々な専門家をお呼びして、1992年のリオサミットで合意されたAgenda 21から2000年のMDGs, さらには2015年中の合意を目指すSDGsへと至る経緯、日本政府のコミットメント、先進国も含めた各分野をめぐる議論、また国際NGOの視点等について紹介し、ポスト2015年に向けた環境・開発・援助を巡る国際議論の動向について考えるセミナーを開催いたします。